羊毛フェルトのリアルなヨークシャーテリア、十二支、トトロ&ピカチュウ!Terry the Dog (テリー・ザ・ドッグ)のハンドメイド作品集。
羊毛フェルトのかわいいヨークシャーテリア、マルチーズ、ホワイトテリアたち
左からイギー、テリー、ムク(Iggy)(Terry)(Muku)
テリーは自分の飼い犬をモデルにして作成しました。もう何年も前に亡くなっていますが、写真もほとんど残っておらず、当時の思い出を頼りに大きさ、顔を再現してみました。本物には程遠いですが、できあがったときは、とても嬉しかったです。
ムク、イギーもやはり亡くなったイヌたちです。
60秒のテリーの作成過程紹介スライドショーです🎥
65秒の紹介動画です🎥
羊毛でできたヨーキーとマルチーズ。名前はテリーとムクです。
羊毛で作ったヨークシャーテリアのテリーです。
長男。とってもお利口。
ご主人とそれ以外の人をきちんと音だけで聞き分けて、夜遅くに帰ってきても玄関まできちんとお迎えに来てくれます。逆に知らない人が家に近づいてくると、門にたどり着く前に吠え出します。
小さな体でも、階段の昇り降りもへっちゃらです。足の速さは一番です。
建物入口にマットが敷いてあると、きちんと自分で足の裏をひっかいて、汚れをとっています。
最初に作ったから、というのもありますが最も時間をかけて作ったイヌです。この状態になるまで何度も羊毛の色を変えるなどで手探りで到達した大事な作品です。文字にして記すと非常に陳腐な表現になるのを承知で書きますが、本当に魂を込めました。そして作ってる最中に亡き愛犬の魂が降りてきてくれたのでは、と思ったりもしました。
ほかの、注文を受けて愛犬を再現される作家さんたちと比較して、技術的に劣っているとしても私にとっては自慢の愛犬です。
大分くたびれた表情にもなるのですが、カワイイ表情にもなり、他の二体より写真によって印象が大きく変わる作品です。
羊毛で作ったマルチーズ。名前はムクです。
二男。とっても愛嬌があります。
でも、イヌ同士では違います。お散歩中にほかのイヌに会うとすぐ吠えて威嚇します。大きなイヌでもたじろいでしまいます。
音の聞き分けはちょっと苦手。誰彼構わず吠えてしまいます。
ちょっと足長さんなので、跳躍力は一番です。高いところに一人でひょいひょい上がります。
最初にテリーを作った経験から、ある程度どうやって作業を進めるかがわかり、その後の私にとってのスタンダードとなる工程の基盤が、このムクを作ることでできあがったと言えます。
ムクの顔、表情も、不思議と迷わず自然にできあがりました。本物はもう少し毛が長かったはずですが、仕上がりはしっくりきています。
体はテリーに比べてかなり柔らかく作ってあります。これは手足が長いので、わざと"しならせる"ためです。ハリガネを使わずに立たせるため、テリーの場合は何度も針を刺してかなり固めていますが、ムクは逆に内側は固めても外は柔らかく"しならせる"ことでバランスをとっています。このため体自体支えるのに軽量になるよう、テリーより少ない羊毛で仕上げています。
テリーと違って写真と現物印象はあまり変わらないです。
羊毛で作ったウエストハイランドホワイトテリア。名前はイギーです。
三男。とってもマイペース。
音には鈍感。ご主人が帰ってきても眠ったままのこともよくあることです。
一番大きな体で、一番力があります。
間違ってご主人の手を噛んでしまうこともしばしば…
でも本当は優しいんです。
一番体躯が大きいのですが、大きさの割には使用した羊毛の量は他の二体と比べてさほど多くありません。これはムク作成時に培った「しならせる足」を前提に作成しているため、支える体躯自体も軽量化して、三体の中で一番しなやかにポーズするイヌに仕上がりました。上を向くのは、そういうデザインであるのももちろんですが、ムクと大きく異なるのが、背中にかなり"遊び"がある、つまり"しなる"状態になることです。
三体とも可動域があるわけではないので、ポーズを本来変えることができないはずですが、ムクもこのイギーもテリーと違って手足の"しなる遊び"があるおかげで、伏せた時に前脚を前に出させたりできるのです。
ヨークシャーテリアのテリー(羊毛フェルトのイヌたち真ん中)、マルチーズのムク(左)、ウエストハイランドホワイトテリアのイギー(右)。みんな仲良しです。
テリーたちを紹介している49秒の動画です。
テリーたちの動画にGN'Rの曲をBGMにしたものです。
※ここでの再生は代替BGMになります。